vagabondな社長Blog

相場のことからJAZZのことまで

『億を稼ぐトレーダーたち』詳細〜インタビュー内容2

『億を稼ぐトレーダーたち』の内容を紹介。
インタビューの一部を掲載する。2人目は現役ファンドマネージャー。

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●渡辺博文(大手アセットマネジメント・ファンドマネージャー)
個人投資家時代にビジネスモデル投資という手法を確立した、異色のファンドマネージャー


「本当の美人を見分けろ」
現在、アセットマネジメント会社で活躍している渡辺博文氏は、かなり特異な方法で売買を行い、実際にかなりの好成績を出しているファンドマネージャーだ。実は渡辺氏の考え方とやり方は、林投資研究所が提唱しているものとは全く異なっている。インタビューをお願いした時に、「なぜ私なんですか?」と何度も聞かれてしまったほどだ。 私と渡辺氏につながりがあったことがインタビューのきっかけだが、正式に依頼することを決めた理由は、まさに「自分たちとは全く違う価値観を持っている」ということだった。林投資研究所では専門を持つことの大切さを繰り返し発信しているし、それはある意味、「専門バカでいろ」というくらいの強いメッセージだ。しかし行動に制約のない個人投資家が自分の専門を貫くためには、自分のやり方に確信を持つ必要がある。だから、自分の専門に至るプロセスが重要だし、確信をより強固にしたり微調整したりするために必要な内面的なプロセスも不可欠だ。そもそも、自分とは違う価値観にふれることがこの本のテーマでもある。 渡辺氏の相場哲学を知ることで読者は、自分自身の売買を再評価する好機としてほしい。

1.サラリーマン留学

──アメリカに留学してMBAを取得したそうですが、大学は最初からアメリカだったのですか?
いえ、早稲田大学を卒業し、住友信託銀行に就職してから留学しました。会社の制度を利用して渡米し、MBAを取ったのです。

──では留学の件は後回しにして、まずは住友信託銀行に入った経緯を聞かせてください。
大学にいたころから、ファンドマネージャーになりたいと思っていました。当時の1980年代は企業が資金運用の枠を広げていた時代で、ファンドトラストとか特金(特定金銭信託)が盛んでした。だから「株式投資」というジャンルは、就職先として非常に高い人気があったのです。私も、ファンドトラストのファンドマネージャーになりたいという気持ちで就職活動をしました。 (後略)

2.私は作家です

──『機関投資家のウラをかけ!』をペンネームで書いたのは、どうしてですか?
理由は2つあります。 ひとつは、ファンドマネージャーを批判的に書きたかったということです。ちょっとずるいようですが、ペンネームを使うことで自由に筆を走らせて、意図した通りの価値ある本に仕上げたかったのです。 もうひとつは、三和投資顧問という組織に所属していたので、 (後略)

3.本当の美人を見分ける方法

──よく議論になることですし、さまざまな観点があることだと思うのですが、個人投資家とファンドマネージャーの違いについて、渡辺さんの意見を聞かせてください。
私は、個人投資家の立場とファンドマネージャーの立場を、両方とも経験しています。学生時代に行った株の研究は別にして、現在の立場、つまりアセットマネジメント会社のファンドマネージャーになる前は、個人投資家として自分の資金を運用して利益を上げていました。(後略)

4.判断基準の大切さ

5.株式投資のコストパフォーマンス

6.マーケティングの重要性


──先ほどの話で、「総合電機はビジネスモデルがわからないから買わない」「シャープだけは液晶と太陽電池で勝者になると考えて買っている」ということでしたが、シャープの技術に注目して買っているのですか?
いえ、シャープの技術ではありません。薄膜型の太陽電池パネルについてはシャープ以外のメーカーがあまり作っていないという点で優位性はありますが、(後略)

7.渡辺流ポートフォリオ

8.投資家魂
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『億を稼ぐトレーダーたち』詳細〜インタビュー内容1

今日から『億を稼ぐトレーダーたち』の内容を紹介していく。
トレーダー9人のインタビューの一部をそれぞれ掲載する。
1人目は実はぼくも10年以上の付き合いがある個人トレーダー。

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●柳葉 輝(専業個人トレーダー)
こだわりを捨てて答えを見つけ、10億円の資産を形成したシステムトレーダー


「人間は相場で損するようにできているのです」
サラリーマン兼トレーダーという立場から専業トレーダーとなって10億円の資産を形成した、柳葉輝氏(仮名)。彼は、独自のコンピュータープログラミング技術を駆使してトレードしている。基にあるのは単純な発想だが、実際に使用しているプログラムは驚異的なものではないかと思う。単にエントリーとイグジットのシグナルを出すだけでなく、注文の執行までこなすシステムに仕上げ、人間の発注能力をはるかに超える売買頻度を実現することで高いパフォーマンスをたたき出しているのだ。
柳葉氏のトレードはプログラミング技術に支えられている──。この時点でほかの人がまねることのできないものなのだが、彼が20年かけてたどり着いた結論と、そこに至るプロセスは、すべての投資家が考え直してみるべき事柄を示唆していると思う。 私と彼のつき合いは10年以上になるが、今までは相場についてゆっくりと語り合うことがなかった(後略)

1.大同毛織でやられた

──柳葉さんはたしか、学生時代から相場を勉強していたと思います。初めてのトレードは、いつだったのですか?
大学院生の時に講師のアルバイトをしていた塾の塾長が株好きで、その人の影響でトレードしたのが最初です。1987年だったはずです。仕手株好きの人だったのですが、要するに80年代で株式市場が盛り上がっている時でしたから、熱く誘われたような感じでした。

──では、とりあえずその人の薦める銘柄を買ったとか?
いえ、言われるままにやるのはしゃくだったので、自分で研究してから実行しました。研究のために池袋の芳林堂書店に行って最初に手にしたのが、『投資の科学』という雑誌でした。そこで紹介されていたテクニカル分析のアプローチを基にいろいろと考え、値動きを中心に個別銘柄を観察して最初に選んだのが大同毛織(現ダイドーリミテッド)でした。日々のデータを見ながら、「出来高が急増して前日の5倍になったら買おう」といったように、純粋なテクニカル分析の手法でトレードを始めたのです。 (後略)

2.パラジウムから日経225先物、再び商品先物へ

──現在は超短期のトレードがメインですよね。どういった経緯で短期トレードに移行していったのですか?
ラリー・ウイリアムズ(アメリカの著名なトレーダー)の本を読み彼の影響を受けたのがきっかけですが、「短期トレードを数多くこなして利益を積み重ねる」という方向が決まったのは、97年ごろです。現在もそのまま実践していますし、この考えが理論的に正しいと整理がついているのですが、当時は直感でたどり着いた仮説でした。(後略)

3.創造性が損を生む

4.3日間で1億7000万円の損!


──トレード対象の変遷があったようですが、現在の対象は?
先ほど言ったように、常に日々の利益を大切にしています。「今日、儲けたい」とか、トレードしながら「夕方までに儲けたい」という発想です。デイトレードなのだから当然でしょうが、日々の利益を確保するために、ためらうことなくトレード対象を替えていきます。それに、「これをやりたい」といったこだわりはありません。
ちなみに去年までは、利益の割合でいうと株が7割、商品先物が3割くらいでした。2003年に個別株のトレードを始めてからは株がメインですが、同時に複数のトレード対象を手がけるというスタイルです。(後略)

5.私にとって、相場は難しいものなのです

──先ほど「短期トレードでほんのちょっとでも50%を超える勝率」と言いましたが、この部分が私は納得できません。回数が多い分だけ、手数料で不利になると感じるのです。
長期でも短期でも、勝率が50%を超える法則はあり得ます。それを見つけて実行できるかどうか、という問題です。
次に、短期トレードに限定して説明します。日計りだけだと、トレードのタイムフレームは常に1日です。ふつうに考えれば勝率は50%で、損も利益も限定的な範囲に収まります。その中で自分の戦略を決めれば、損を限定することができます。手数料が非常に安くなったことによって、無視できるレベルだとは言いませんが、十分に勝てる戦略を作ることが(後略)続きを読む

東証で震災復興チャリティ・セミナー

6月13日に東証でチャリティ・セミナーが開催される。
テーマは「日本経済を元気にしよう! BUY JAPAN !」
http://www.emporio.jp/charityseminar.html

多くの証券・商品・FXと「金融マーケット」にかかわる企業と団体が集まり、
東日本大震災による被災地の復興を支援するためのチャリティ・セミナー。

講師は、有名な澤上篤人氏(さわかみ投信)と、M&Aに詳しい本澤実氏(共生投資顧問、埼玉学園大学客員教授)が予定されている。
入場料は無料。協賛の東証が会場を無料提供し、協賛企業の協賛金およびブース出店料の全額が義援金となる。『億を稼ぐトレーダーたち』の著者である林知之氏や、エム・ケイ・ニュース社の益永氏が音頭をとって実現したとのこと。

協賛企業は以下の通り(5月16日現在)/インタラクティブブローカーズ証券/ウイングアドバイザーズ/ エイ・ティ・トレーダーズ/エム・ケイ・ニュース社/オカヤスファンドマネージメント/オーバルネクスト/香川アセット・マネジメント/共生投資顧問/先物ジャーナル社/先物情報ネットワーク/さわかみ投信/市場経済研究所/商品データ/ストックデータバンク/東京証券取引所/投資日報社/日本証券新聞社/林投資研究所/パンローリング/米穀新聞社/UOBアセットマネジメントJAPAN/ワールドインベスターズTV

興味を持った投資家や、協賛を申し出る企業は、問い合せてください。

『億を稼ぐトレーダーたち』詳細3〜カバー画像や推薦のコトバ

新刊の印刷所への入稿も終わり、校正刷りがあがってきた。明日、校了予定。
6月7日ころには書店に並ぶはずなので、どうぞよろしく。

億トレ


発行:マイルストーンズ/発売:丸善出版
定価(本体2,800円+税)/336ページ ソフトカバー
ISBN 978-4-903282-02-2

株式・FX・先物
本物のトレーダーの
声がここにある。
マット今井(今井雅人)氏推薦!

この本はこれまで表舞台には登場してこなかったスゴ腕トレーダーたちが本音を語ったインタビュー集だ。トレードで成功するためのヒントがいくつも詰まっている。読み終えたとき、あなたは大きく変わっているに違いない。

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『億を稼ぐトレーダーたち』詳細2〜トレーダーとインタビュアー

ほぼ編集は完了。いま、最後のツメ段階であちこちの確認や調整をしているところだ。
さて、前回の記事にコメントをいただいたので、それについて少々答えることにしよう。

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3. ぺこぽん 2011年05月01日 21:56
誰一人として名前をしらないのですが、業界では有名な人たちなのですか?
ジャック・シュワッガーの「マーケットの魔術師」のように参考になるのでしょうかね?
こういう本はインタビュアーも、スーパー投資家でないと、投資の極意を引き出せないよ。
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まずは、 興味を持っていただいたことに感謝しよう。さて

> 誰一人として名前をしらないのですが、業界では有名な人たちなのですか?

宣伝文に「表舞台にほとんど出てこない、日本人のスゴ腕トレーダーたちの本音がつまったインタビュー集」と書いたとおり、 本書に収録されているトレーダーは、業界ではそこそこ有名な人もいるが一般的には全く無名な人のほうが多いといえよう。
これはトレードの世界に長い人ならご存知だろうが、日本のマーケットでは有名になってもメリットがほとんどない。名前を売ることで資金を集めてヘッジファンドをやるという目的があるとか(日本では出資法とかで実現がむずかしい)、大手仕手筋で自分の力を示す目的等があるなら別だが。したがって儲かっているトレーダになればなるほど表舞台に出てきたがらない。
だから本書の内容は、そんな優秀なトレーダーたちに無理をいってインタビューに答えてもらった貴重なものばかりなのだ。

なぜそんなことが可能になったのかといえば、こういった本で重要になるインタビューアーの存在があげられる。投資界では有名な林投資研究所・林輝太郎氏を父に持つ林知之氏が個人投資家のためにということでスペシャルなトレーダーたちに直接頼み込んで成立したからなのだ。もちろん、1〜2年くらいの期間でたまたまうまくいったようなトレーダーは最初から対象になっていない。

>こういう本はインタビュアーも、スーパー投資家でないと、投資の極意を引き出せないよ。

そんなわけで、よくあるムック本のような軽いインタビューとは違い、トレーダーでもある林氏が9人の実践家が成功の道にたどり着いたプロセスをとことん聞き出している。まちがいなく読者の期待に応えられると確信している。

林投資研究所についてはこのリンクを参照してほしい。
続きを読む

『億を稼ぐトレーダーたち』詳細1〜目次

目次がほぼ確定したのでお知らせ。

okutrade

はじめに/この本の読み方

柳葉 輝
(専業個人トレーダー)
「人間は相場で損するようにできているのです」
こだわりを捨てて答えを見つけ、10億円の資産を形成したシステムトレーダー

渡辺博文
(大手アセットマネジメント・ファンドマネージャー)
「本当の美人を見分けろ」
個人投資家時代にビジネスモデル投資という手法を確立した、異色のファンドマネージャー

杉山晴彦
(個人トレーダー)
「すべてはマーケットの都合に従うだけです」
意地を張らない売買で、5カ月509・88%の収益を達成した学習塾経営者

綿貫哲夫
(証券ディーラー)
「私にとってマーケットは常に勉強の場なのです」
値動きの背景を探ることによって、10年以上勝ち続けるベテラントレーダー

成宮宏志
(元為替ディーラー、FAIメンバー)
「守・破・離」「チャートを見てマーケットの声を聴くのが楽しい」
理論と感性を融合させて結果を出す、元為替ディーラーのFAI投資法実践者

西村正明
(山前商事、プレーイングマネージャー)
「おもしろみのない地味な売買でマーケットのゆがみを拾う」
理論の裏付けによって負けない売買をくり返す、プロップファームのプレーイングマネージャー

橋田新作
(個人トレーダー、研究部会報会員)
「相場はいつでも失敗の連続です」
勉強した知識に長い経験を加えてついに成功。2年間で1億円以上稼いだ孤高の個人トレーダー

高橋良彰
(エイ・ティ・トレーダーズ代表)
「チームで100億円の利益を積み上げてきた。大切なのは人のチカラだ」
17年間、月間で1人もマイナスを出していないプロップチームをつくりあげた男

秋山 昇
(個人トレーダー)
「累計利益5億円達成で牛丼に半熟卵をつけるようになりました」
綿密な検証と大胆な行動──理想の二面性を持つ個人トレーダー

●追加インタビュー
柳葉 輝/西村正明&高橋良彰/杉山晴彦/綿貫哲夫

ごぶざたの近況報告

このたびの東日本大震災により、被災されたすべての皆様に心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。


さて近況を報告。
まずはトレードから。ぼくのトレードのメインは、流動性と優位性の両立を求めた結果、数年前から日経225オプションにした。今年も1〜2月限は順調に利益を積んできた(3月限はややマイナス)。しかし今回の震災であちこちの証券会社が被害を受け、オプションを売り禁止にしてしまった。売りOKの会社でもごく少ない枚数に制限されている。これではポジション操作が難しいので、現在は様子見で休んでいるところだ。

次は5年ぶりの新刊の件。
数年前から準備してきた自信作をついに発行する。
『億を稼ぐトレーダーたち〜日本版マーケットの魔術師たちが語る成功の秘密』(林知之著)
株式、FX、先物のすべてのトレーダー必読!
表舞台にほとんど出てこない、日本人のスゴ腕トレーダーたちの本音がつまったインタビュー集。
真の実力者9人による赤裸々なトーク満載。あなたがトレードで成功するためのヒントがいくつも見つかる!

内容は林投資研究所の会報で、現在も好評連載中のものに大幅加筆&追加インタビューしてブラッシュアップ。
個人投資家はもちろん、プロのトレーダー、ファンドマネージャー、計9人のスーパートレーダーのさまざまな秘密にせまった。

詳細はここのブログで、少しずつ紹介しく予定。ご期待ください。

来年の抱負

いやぁ、おひさしぶりです。
見事に年初の挨拶以降、なにも書かなかったなぁ。

2010年のぼくは世の中の変化に抗えず、今後のいろいろな下準備をした。そんなわけで、来年はいろいろと書くことがあると思う。
いま、来年の豊富な抱負を書こうかと思ったけれどやめて、2つだけ記しておく。
現在の東京のほかに那須で活動できるよう新事務所オープンと、5年ぶりに書籍発行を予定。

トレードについては、あいかわらず225オプションをやっていて、まぁソコソコ安定した成績。あと2006年からずっとマイナス基調だった低位現物株が、今年ついに微増に転じた(日経平均とは動きが違う)。ここ数年のぼくは、株をやりたいという人に、「やめろやめろ」と言い続けていたが、ここで変える。なんとなく、2011年は良いんじゃないかと期待しているのだ。

では、みなさん良いお年を。アンド2011年もどうぞよろしく。
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トレーダーのための本

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