本の話題ばかりなので息抜きに、先日買ったジャズフュージョングループ「ウェザーリポート」の1971年のライブDVDがとてもよかったので紹介。
最初はHMVで注文したのだが、しばらくしてから廃盤とのことで入荷せず。しかし、アマゾンには在庫があったのでこちらですぐ買えた(いまはHMVも在庫ありになっている。そういうことはよくある)。日本版もあるが、おそらく高いだけなので好きなモノを買えばよろしい。リージョンは0なので輸入盤で問題なし。
Live in Hamburg 1971 [DVD] [Import]Live in Hamburg 1971 [DVD] [Import]
Weather Report

Gonzo 2010-05-31
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HMVで購入するときはこちら Weather Report/Live In Germany 1971

さて、アマゾンでの商品名は『ライブインハンブルグ1971(Live in Hamburg 1971)』だが、パッケージには『ライブインジャーマニー1971(LIVE IN GERMANY 1971)』とある。が、輸入盤関係はそういうことはよくあるので、気にせず行こう。
以下は、リアルタイムに音楽の感想が書けるか実験したログ。ほぼ無修正である。

メンバーはジョー・ザヴィヌル(Key)、ウェイン・ショーター(ts,ss)、ミロスラフ・ヴィトウス(b)の3人のリーダーに、アルフォンソ・ムザーン(ds)、ドン・ウン・ロマン(per)というほぼWR1期のメンツ。内容はテレビ局でのスタジオライブ。客は入っていないね。

演奏スタート。黒幕を張った殺風景なスタジオ。ドン・ウン・ロマンはパーカッションだが、カウベルのほかに普通のサンダルも叩いたりしてる。いまはギロをこすってる。
ショーターはテナーサックス、ヴィトウスはエレキベースでスタート。
ザビヌルは不協和音ビシバシ入れながらのキーボードワーク。ドラムはアルフォンソ・ムザーン。演奏は無残ではない。
ショーターはいつのまにかソプラノサックスにチェンジ。
ドン・ウン・ロマンはパーカッションのくせにフルートも吹いている。きちんとセットしておくんじゃなく、木のテーブルの上にたくさんのパーカッションを並べている姿は、ライブでの仙波清彦と同じようだ。いつのまにか、ヴィトウスはウッドベースの弓弾きに。

40年前の映像とは思えない鮮明さ(最近のHDライブ映像みたいに被写界深度が深すぎないのでかっこいい)。音もいいぞ。

ウッドベースの弓引き、クイーカやトライアングルなどのパーカッション、フェンダーローズにストトトトとタイトにドラム。チョー怪しいフリーキーな演奏。ここにテナーからソプラノに持ち替えたショーター。夜明けの雰囲気。ドンウンロマンのホイッスルは鳥のイメージか。メドレーなのでわかりづらいが、いまは2曲目のOrange Lady(だと思う)。

ブレイクが入って、ザビヌルのキーボードで次の曲に移行。曲名はSeventh Arrowになっているはずだけど、なんか違う気もする。
ドラムとパーカッションの掛け合いに、ザビヌルが煽る。
エレベのヴィトウスとソプラノのショーターが入る。ますますフリーキーで混沌の雰囲気に。カメラワークもいいし、演奏すごい。ほんとうにこれは40年前なのか?
ちなみにヴィトウスのベースのストラップはけっこう短めである。おっ、次の曲に移った。
5曲目に移った。パッケージの曲名は「TH」となっているが、「オノリスコーザ」みたいな気がするけどわかんねーな。出だしはここもキーボードのザビヌルですな。譜面がないセッションだから、ザビヌルのフレーズが合図になっているんだろう。

ショーターはソプラノで弓弾きのヴィトウスとテーマをユニゾン。
ビミョーにヴィトウスがずれていってかっこいい。テーマが終わるとドンウンロマンがビリンバウでいい雰囲気を醸しだす。
ドラムがスティックをマレットに持ち替えた。マレットだが、繊細に叩いている。
ザビヌルはキーボードでバネのような音で出す。後年のような機材いっぱい状態ではありません。シンプルな機材ながらも自在に演奏。

フリーキーな演奏が続いたあと、またテーマに戻る。ショーターのソプラノと弓弾きのヴィトウスとユニゾンになったりハモるテーマはかっこ良し。
ナチュナルなフェイドアウト(PAじゃない人力FO)を経て、ふたたび破壊的な音色のキーボードで次の曲に。
この曲(これがTHだろうか?)はテナー、エレベ、キーボード、ドラム、パーカッションの編成。

おお、ドラムのムザーンが歌い始めた。
普通に歌がうまい。ファンキー。
演奏がちょーフリーキーになってきた。ザビヌルのキーボードの音色がギターライクでサックスを煽る。
ショーターがテナーをソプラノに持ち替えて、エレベがボーンと一音いれたところで雰囲気が変わる。キーボードも普通の音色に戻る。
テーマをみんなでユニゾンしたところで、唐突に終わる。うーん、いいね。

以上、約50分のメドレーだったが、だれも譜面を見ていないので、すべての流れはフレーズの合図を決めていたんだろうな。ジャコが加入する以前のWRの映像はほとんどなく、 発売されているウエザーリポートの最初期の映像だと思うが、これはいいライブだねぇ。40年前のものだけど、おすすめ!
あと、パッケージの曲名表示が間違っている気もするけれど、アルバムにあたらずに記憶で書いたので確認していないのでそこはよろしく。


近日発売予定の発掘DVDもドイツのライブ。曲目を見ると、ベースがアルフォンソ・ジョンソン〜ジャコ・パストリアス〜ビクターベイリーの3時代にわたっている模様。これも注目。
ベスト・ライヴ・セレクション~ザ・ジャーマン・コンサーツ(仮) [DVD]ベスト・ライヴ・セレクション~ザ・ジャーマン・コンサーツ(仮) [DVD]
ウェザー・リポート

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