『億を稼ぐトレーダーたち』に登場するなかで、付き合いがいちばん長い人物が本書最初に登場する「柳葉輝」氏だ。1996年ころ、パンローリング後藤社長の紹介で知り合った。

いまでは10億以上の資産をつくったとてつもないスーパートレーダーの柳葉氏だが、当時はまだトレード修行中の身であった(もちろん当時のぼくもそう)。いわゆるフツーの人だったのである。
西武新宿線にあった社宅の彼の家に遊びに行き、いっしょにトレードの研究や検討をしたことも何度かあった。彼は方眼紙にせっせと描いた、東京小豆のどでかい手描き折れ線チャートを見せてくれた。ぼくはぼくで、方眼紙に描いたどでかい東京ゴムの一代棒を持っていったりした。
一緒に、ゴムのアウトライトトレードや、大豆のサヤ取りの研究なんかをやったことなど、いまとなってはとても微笑ましい話だ。

ところで、本の感想をいろいろネットサーチしていたら、懐かしい「龍金」氏のブログが見つかった。
「RK的私書録」で本の感想とともに昔の回顧をしてくれていた。これは、おそらく2000年あたりの話じゃないだろうか。ここでいう「Gさん」というのが柳葉氏。たぶんパンローリングが投資書籍の出版を始めたばかりのころで、事務所で社長の後藤康徳氏、土屋賢三氏、羽根英樹氏、龍金改RK氏、阿部達郎氏やぼくが集まって、なんやかんやと盛り上がったんだと思う。

この時期の話は土屋賢三氏のブログ「システムトレードの世界に師弟関係はあるか?」にもある。

当時出会った人たち──そこで熱心だった人たちは、いまもマーケットで現役である(一応ぼくも末席にはいるつもりだ)。そして大成功を収めた人が何人もいる。これはすばらしいことだ。

この項、つづく。

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林 知之

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