vagabondな社長Blog

相場のことからJAZZのことまで

トレード全般

『億を稼ぐトレーダーたち』詳細〜インタビュー内容5

『億を稼ぐトレーダーたち』の内容を紹介。
インタビューの一部を掲載する。5人目は元為替ディーラーの個人トレーダー。

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●成宮宏志(元為替ディーラー、FAIメンバー)
理論と感性を融合させて結果を出す、元為替ディーラーのFAI投資法実践者


「守・破・離」「チャートを見てマーケットの声を聴くのが楽しい」
為替ディーラーとして正規の教育を受け、現場での実績も持ち合わせた成宮宏志氏(仮名)は、現在は別の職業に就いている。しかし相場への興味を失わずに個人投資家としての道を探しているうちにFAI投資法を知り、2008年に林投資研究所を訪ねてくれた。
FAI投資法とは林投資研究所が提唱している売買手法のひとつで、長期にわたって下げ、内容が良いにもかかわらず低位に甘んじている銘柄を選定し、分散投資によって上げ相場を取ろうとするものである。今回の成宮氏が為替ディーラーとして行っていたような対象を極めて限定するトレードが職人的と定義するならば、FAI投資法は相当にアマチュア的だということになる。だが、数多い銘柄の月足チャートを手描きしながら、まさに“売買するための銘柄選定”を行うFAI投資法は、なじみやすい印象とは裏腹に資料の作成・整理に時間を費やす必要のある、仕事的な売買でもある。
さて、最初の訪問のあとも成宮氏と何度か会う機会があった私は、為替ディーラーとして学んだことをもっと知りたい、FAI投資法の研究を行う投資クラブである「FAIクラブ」のメンバー間で共有したい、と強く思うようになった。こんな経緯があって成宮氏がFAIクラブへ入会することになったのだが、個人投資家の立場にいる成宮氏のプロの目にFAI投資法がどう映るのかを知りたくて、今回のインタビューを申し込んだ。(後略)

1.学問ではわからない

──まずは為替の世界に入ったきっかけ、つまり銀行に入った理由などを聞かせてください。
実は、学校の先生が勝手に決めたんです(笑)。1990年代の前半から就職氷河期などといわれていますし、就職活動に対する認識は時代の流れでずいぶんと変わってきました。でも私が卒業した1970年代は、かなり大らかだったのです。
当時の私は東京に住んで早稲田大学に通っていたのですが、岡山県の田舎出身で何もわからないような状況だったこともあり、先生に言われるまま面接のためにある大手銀行に行きました。(後略)

2.メンタル面をコントロールするカタチ

──当時の為替の動きには、どんな特徴がありましたか?
当時は、たいへんな円高の局面でした。その昔の1ドル=360円体制が壊れ、1973年には完全な変動相場制に移行し、その後は一貫して円高方向に推移しました。私が携わっていたのは1981年から85〜86年くらいまでだったでしょうか、200円台、100円台と、どんどん円高になっていったというのが大まかなところです。 ですから、戦略としては単純でした。(後略)

3.守・破・離という道

「守・破・離」という考え方を知っていますか? 芸事(げいごと)の世界でいわれる言葉です。ものごとを習得するプロセスを、3つの段階に分けて考えるのです。
「守」は文字通り「守ること」です。まずは挨拶からとか、とにかく先生に言われた通りのことをやるのです。理屈ではなく、先ほども言ったように、とにかくカタチから入るんですね。そしてそれを繰り返しやる、反復練習することでからだが覚え、簡単に実行できるレベルにまで達するわけです。
「破」は、その次の段階です。先生なり師匠からの教えを受け入れて確実に実行できるようになったら、今度は自分なりにカタチを変えていくのです。(後略)

4.ONとOFF

──少し話が戻りますが、ドイツでのディーリングで「かなりの確信がある時しかポジションを持たなかった」「結果として全勝だった」というのは、まさに超合理的な売買行動があったからだと思います。詳しく聞かせてください。
素人ほど、のべつ幕なしに売ったり買ったりしますよね。見ていれば、チャンスというのは見つかります。中には、千載一遇のチャンスもあります。それを“感じる”かどうかですね。相場というのは、そのチャンスをものにするために自分のONとOFFをコントロールしていくことだと思います。そのために、基礎としてのカタチが重要なのです。 相場の世界とは、常につながっていないとダメです。(後略)

5.楽しみながら「投資道」を極める続きを読む

『億を稼ぐトレーダーたち』詳細〜インタビュー内容4

『億を稼ぐトレーダーたち』の内容を紹介。
インタビューの一部を掲載する4人目は、証券会社で働く現役ディーラー。
この元になったインタビューは、実は以前このブログで部分的に紹介(個人投資家の時代は終わったか?(2))したことがある(尻切れトンボになってしまったのだが)。

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綿貫哲夫(証券ディーラー)
値動きの背景を探ることによって、10年以上勝ち続けるベテラントレーダー


「私にとってマーケットは常に勉強の場なのです」
周囲からは異色といわれている職業ディーラー、綿貫哲夫氏(仮名)。 証券会社で働く職業ディーラーにもいろいろなタイプの人がいるが、職人的すぎて自分のトレードについて説明する言葉を持たないような人も多いだろう。例えばそんな人に具体的な状況を示し、「こんなとき、どうするんですか?」と戦略を聞いても、特殊な人しか理解できない答えが返ってくるのが落ちである。「うぅ〜ん、グッときたらボンといく。それだけですよ」なんて言われても、困ってしまう。きちんとしたテーマを持ってインタビューをして、個人投資家に有益な情報を引き出さないと、お互いに時間のムダになるだけだ。そんなことを思いながら知り合いのディーラーに相談したところ、綿貫氏という素晴らしい人を紹介してもらうことになった。 実際に話を聞いて、私は驚いた。10年以上もディーラーを続けて実績を上げているにもかかわらず、まるで株の勉強を始めたばかりで夢中になっている若い個人投資家のように、あらゆる情報に対してどん欲なのだ。しかも、単に情報を集めるのではなく(後略)

1.値動きにかかわる「人」が気になる

──職業ディーラーの一般的なやり方を説明してください。
まず、一定期間ポジションを持つやり方と、その日のうちに手仕舞いする「1カイ2ヤリ」、いわゆる日計り、デイトレードといわれるやり方に分かれます。

──それは個人の好みですか?
そうですね。一定期間ポジションを持つリスクを嫌がる人は、例えば銘柄を東京エレクトロンとみずほ銀行だけに限定したりします。その2銘柄だけを対象にして「買ってすぐ売る」を繰り返していれば、大幅にやられるリスクは避けられます。実際にそんな人がいました。その人は、ひとつの指標として先物の動きは見ていましたが、先物の動向を参考にというかきっかけとして、トレードの対象となる2銘柄のビッドとオファーを見て注文を出すというスタイルでした。2銘柄というのは極端な例でしょうが、とにかく銘柄をあまり増やさないでやっている人はたくさんいます。
あとは、会社との契約で制限があるかどうかです。金額的な制約だけでなく、一般の投資家のように一定期間ポジションを継続することができるかどうかは(後略)

2.何にでも食いつく新人類ディーラー

いま、歳がひとまわり以上も違う若いディーラーたちと同じ場所でトレードしています。彼らのやり方を見ていると、本当に驚きですね。市場を幅広く見ていて、動いているものなら何にでも食いついていくのです。そして、実際にそういう人たちが利益を上げているというのも事実です。板が薄い銘柄でも気にしないで手をつける、私の世代から見たら乱暴なやり方です。ディーラーだから儲かれば何でもいいのですが(後略)

──私が相場の業界に入ったのはバブルの最盛期ですから、石川島が無配転落直後に上げ始めて“ひと相場”があったりと、とにかくおカネが余っていた時代でした。単にカネ余りというだけで底上げの大きな相場があったのですが、メディアは「新人類」という言葉を使って、若いファンドマネージャーが怖いもの知らずで買い上がっていく新しい時代の相場だ、みたいなことを書いていました。でも、いまの話を聞いていると、まさに新人類ですね。
そうですね。ほんとに怖いもの知らずという感じです。私なんかは、そこまでついていくことができません。でも直近では、そういうやり方をしている連中だけが儲かっているというのも事実です。利益が驚くほどの金額に達しているわけではありませんし一時的な現象なのかもしれませんけれど、個人投資家と違って日々のトレードで利益を上げないといけない立場ですから、無視することもできませんね。

──そういう新人類ディーラーたちが動いている銘柄を見つける方法には、どんなものがあるのですか?
出来高変化率というものがあります。これを使っている人が多いのではないでしょうか。(後略)

3.実需不在の丁半バクチ

4.トレーダーとしての“自分”


──そういう動きが主流な状況では、一般の人やセミプロみたいなデイトレーダーたちも同じようなことをせざるを得ないのでしょうか?
短期トレードで結果を出そうとしたら、そういう状況に追い込まれます。板を見ているとわかるのですが、買ったとたんに少し上に売り指し値を出してくるのです。そういう見え見えのケースがよくありますね。思わず、「おまえ、いま買ったばかりだろ? そんなの誰も買わないぞ」なんてことを、端末の画面に向かって言ってしまいます(笑)。われわれディーラーは仕事なので、そういう動きを逆手にとって儲けようとしたりしながら毎日だまし合いをしているんですけど(後略)
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今年行った追加インタビューでは、新人類トレーダーのその後についてが語られている。こちらも実に興味深い話であった。
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『億を稼ぐトレーダーたち』詳細〜インタビュー内容3

『億を稼ぐトレーダーたち』の内容を紹介。
インタビューの一部を掲載する3人目は、リアルマネーのトレードコンテストで優勝した個人トレーダー。

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●杉山晴彦(個人トレーダー)
意地を張らない売買で、5カ月509・88%の収益を達成した学習塾経営者


「すべてはマーケットの都合に従うだけです」
「メッサーラ」というハンドルで個人トレーダーに広く知られている杉山晴彦氏は、本書の発行者であるマイルストーンズ代表細田氏の紹介で知り合った人物だ。
学習塾の経営という本業のかたわら、地味ながらも本格的なトレードを続け、安定した利益を出しているという。しかも2005年には、世界的に有名なリアルマネーによる「ロビンス−タイコムチャンピオンシップ」で素晴らしい成績で優勝したという。 (後略)

1.失敗を重ねながらも勉強を続けた

──まずは月並みな質問ですが、相場を始めたきっかけは何でしょうか?
2001年にある出来事があり、かなりまとまった額のお金が入りました。全部が使えるお金ではなかったのですが、その時に相場をやってみようと思ったのがきっかけです。もともと相場に興味があったわけではないので、相場だけではなくいろいろな商売についても検討したのですが、株という選択肢が頭の隅にありました。結局、悩んだ末に、株のトレードを始めることに決めました。
世間の評価とは違うかもしれませんが、一般的な商売よりも相場のほうがリスクが少ないと感じたのです。 (後略)

2.先物チャンピオンシップ優勝

──杉山さんは、2005年の「ロビンス―タイコムチャンピオンシップ」で509・88%という優れた収益率を上げて優勝していますね。その結果、インターネット上で有名になったり、細田さんと知り合い、ひいてはこうして私と話をすることになったのですが、まずはチャンピオンシップがどういうものかを教えてください。
「相場の大会」といえばいいのでしょうか、参加者は実際に自分の資金を口座に入れてトレードし、あらかじめ決められた期間(杉山氏が参加した2005年は7カ月間)での利益率を競うというもので、当初資金の下限は50万円です。資金を追加することも可能ですが、一定のペナルティがあります。この大会はよくあるペーパートレーディング(仮想の売買)ではなく、相場を見ながら実際のお金を動かしていく、“リアルタイム、リアルマネー”の競技です。有名なラリー・ウィリアムズも参加したアメリカのロビンス・トレーディング社が行う大会の日本版で、ロビンス社と提携して行われています。 (後略)

3.完全なシステム売買に臨む

──現在の売買について、具体的なことを質問していきたいと思います。まずは、いま行っているシステムトレードに至った経緯を聞かせてください。
2003年に小豆をやって少しのマイナスを出し、次にやったガソリンも失敗しました。そのあとの休みの時期に、本格的なトレードシステム作りに取り組みました。それまでの経験から、裁量でトレードする器量は自分にはないと感じていました。わかりやすいルールを決めておかないといけない、それならシステムトレードをするべきではないか、と考えたのです。値動きに対して謙虚になる、ひたすらマーケットに従う、というのが基本的なイメージですね。
翌2004年に再開した時は、ほぼすべてがシステムトレードでした。(後略)

4.勝つための条件

5.今後の課題など


──ガソリンをメインに商品相場をやっていて、時代の変化を感じる部分はありますか?
最近の商品市場は、稼ぎにくくなったように思います。以前のように大手が大衆をカモにしていた状況ではなく、プロとごく一部のセミプロが激しい競争をしているというイメージです。

──では、なぜ同じことを続けているのですか? やさしく取れる場所を探すという発想はないのですか?
自分が慣れているやり方ですし、今のところ問題なく利益が出ているので、変えるつもりはありません。でも短期のトレードだからでしょうが、常に次の選択肢を探しているようなところはあります。(後略)続きを読む

『億を稼ぐトレーダーたち』詳細〜インタビュー内容2

『億を稼ぐトレーダーたち』の内容を紹介。
インタビューの一部を掲載する。2人目は現役ファンドマネージャー。

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●渡辺博文(大手アセットマネジメント・ファンドマネージャー)
個人投資家時代にビジネスモデル投資という手法を確立した、異色のファンドマネージャー


「本当の美人を見分けろ」
現在、アセットマネジメント会社で活躍している渡辺博文氏は、かなり特異な方法で売買を行い、実際にかなりの好成績を出しているファンドマネージャーだ。実は渡辺氏の考え方とやり方は、林投資研究所が提唱しているものとは全く異なっている。インタビューをお願いした時に、「なぜ私なんですか?」と何度も聞かれてしまったほどだ。 私と渡辺氏につながりがあったことがインタビューのきっかけだが、正式に依頼することを決めた理由は、まさに「自分たちとは全く違う価値観を持っている」ということだった。林投資研究所では専門を持つことの大切さを繰り返し発信しているし、それはある意味、「専門バカでいろ」というくらいの強いメッセージだ。しかし行動に制約のない個人投資家が自分の専門を貫くためには、自分のやり方に確信を持つ必要がある。だから、自分の専門に至るプロセスが重要だし、確信をより強固にしたり微調整したりするために必要な内面的なプロセスも不可欠だ。そもそも、自分とは違う価値観にふれることがこの本のテーマでもある。 渡辺氏の相場哲学を知ることで読者は、自分自身の売買を再評価する好機としてほしい。

1.サラリーマン留学

──アメリカに留学してMBAを取得したそうですが、大学は最初からアメリカだったのですか?
いえ、早稲田大学を卒業し、住友信託銀行に就職してから留学しました。会社の制度を利用して渡米し、MBAを取ったのです。

──では留学の件は後回しにして、まずは住友信託銀行に入った経緯を聞かせてください。
大学にいたころから、ファンドマネージャーになりたいと思っていました。当時の1980年代は企業が資金運用の枠を広げていた時代で、ファンドトラストとか特金(特定金銭信託)が盛んでした。だから「株式投資」というジャンルは、就職先として非常に高い人気があったのです。私も、ファンドトラストのファンドマネージャーになりたいという気持ちで就職活動をしました。 (後略)

2.私は作家です

──『機関投資家のウラをかけ!』をペンネームで書いたのは、どうしてですか?
理由は2つあります。 ひとつは、ファンドマネージャーを批判的に書きたかったということです。ちょっとずるいようですが、ペンネームを使うことで自由に筆を走らせて、意図した通りの価値ある本に仕上げたかったのです。 もうひとつは、三和投資顧問という組織に所属していたので、 (後略)

3.本当の美人を見分ける方法

──よく議論になることですし、さまざまな観点があることだと思うのですが、個人投資家とファンドマネージャーの違いについて、渡辺さんの意見を聞かせてください。
私は、個人投資家の立場とファンドマネージャーの立場を、両方とも経験しています。学生時代に行った株の研究は別にして、現在の立場、つまりアセットマネジメント会社のファンドマネージャーになる前は、個人投資家として自分の資金を運用して利益を上げていました。(後略)

4.判断基準の大切さ

5.株式投資のコストパフォーマンス

6.マーケティングの重要性


──先ほどの話で、「総合電機はビジネスモデルがわからないから買わない」「シャープだけは液晶と太陽電池で勝者になると考えて買っている」ということでしたが、シャープの技術に注目して買っているのですか?
いえ、シャープの技術ではありません。薄膜型の太陽電池パネルについてはシャープ以外のメーカーがあまり作っていないという点で優位性はありますが、(後略)

7.渡辺流ポートフォリオ

8.投資家魂
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『億を稼ぐトレーダーたち』詳細〜インタビュー内容1

今日から『億を稼ぐトレーダーたち』の内容を紹介していく。
トレーダー9人のインタビューの一部をそれぞれ掲載する。
1人目は実はぼくも10年以上の付き合いがある個人トレーダー。

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●柳葉 輝(専業個人トレーダー)
こだわりを捨てて答えを見つけ、10億円の資産を形成したシステムトレーダー


「人間は相場で損するようにできているのです」
サラリーマン兼トレーダーという立場から専業トレーダーとなって10億円の資産を形成した、柳葉輝氏(仮名)。彼は、独自のコンピュータープログラミング技術を駆使してトレードしている。基にあるのは単純な発想だが、実際に使用しているプログラムは驚異的なものではないかと思う。単にエントリーとイグジットのシグナルを出すだけでなく、注文の執行までこなすシステムに仕上げ、人間の発注能力をはるかに超える売買頻度を実現することで高いパフォーマンスをたたき出しているのだ。
柳葉氏のトレードはプログラミング技術に支えられている──。この時点でほかの人がまねることのできないものなのだが、彼が20年かけてたどり着いた結論と、そこに至るプロセスは、すべての投資家が考え直してみるべき事柄を示唆していると思う。 私と彼のつき合いは10年以上になるが、今までは相場についてゆっくりと語り合うことがなかった(後略)

1.大同毛織でやられた

──柳葉さんはたしか、学生時代から相場を勉強していたと思います。初めてのトレードは、いつだったのですか?
大学院生の時に講師のアルバイトをしていた塾の塾長が株好きで、その人の影響でトレードしたのが最初です。1987年だったはずです。仕手株好きの人だったのですが、要するに80年代で株式市場が盛り上がっている時でしたから、熱く誘われたような感じでした。

──では、とりあえずその人の薦める銘柄を買ったとか?
いえ、言われるままにやるのはしゃくだったので、自分で研究してから実行しました。研究のために池袋の芳林堂書店に行って最初に手にしたのが、『投資の科学』という雑誌でした。そこで紹介されていたテクニカル分析のアプローチを基にいろいろと考え、値動きを中心に個別銘柄を観察して最初に選んだのが大同毛織(現ダイドーリミテッド)でした。日々のデータを見ながら、「出来高が急増して前日の5倍になったら買おう」といったように、純粋なテクニカル分析の手法でトレードを始めたのです。 (後略)

2.パラジウムから日経225先物、再び商品先物へ

──現在は超短期のトレードがメインですよね。どういった経緯で短期トレードに移行していったのですか?
ラリー・ウイリアムズ(アメリカの著名なトレーダー)の本を読み彼の影響を受けたのがきっかけですが、「短期トレードを数多くこなして利益を積み重ねる」という方向が決まったのは、97年ごろです。現在もそのまま実践していますし、この考えが理論的に正しいと整理がついているのですが、当時は直感でたどり着いた仮説でした。(後略)

3.創造性が損を生む

4.3日間で1億7000万円の損!


──トレード対象の変遷があったようですが、現在の対象は?
先ほど言ったように、常に日々の利益を大切にしています。「今日、儲けたい」とか、トレードしながら「夕方までに儲けたい」という発想です。デイトレードなのだから当然でしょうが、日々の利益を確保するために、ためらうことなくトレード対象を替えていきます。それに、「これをやりたい」といったこだわりはありません。
ちなみに去年までは、利益の割合でいうと株が7割、商品先物が3割くらいでした。2003年に個別株のトレードを始めてからは株がメインですが、同時に複数のトレード対象を手がけるというスタイルです。(後略)

5.私にとって、相場は難しいものなのです

──先ほど「短期トレードでほんのちょっとでも50%を超える勝率」と言いましたが、この部分が私は納得できません。回数が多い分だけ、手数料で不利になると感じるのです。
長期でも短期でも、勝率が50%を超える法則はあり得ます。それを見つけて実行できるかどうか、という問題です。
次に、短期トレードに限定して説明します。日計りだけだと、トレードのタイムフレームは常に1日です。ふつうに考えれば勝率は50%で、損も利益も限定的な範囲に収まります。その中で自分の戦略を決めれば、損を限定することができます。手数料が非常に安くなったことによって、無視できるレベルだとは言いませんが、十分に勝てる戦略を作ることが(後略)続きを読む

東証で震災復興チャリティ・セミナー

6月13日に東証でチャリティ・セミナーが開催される。
テーマは「日本経済を元気にしよう! BUY JAPAN !」
http://www.emporio.jp/charityseminar.html

多くの証券・商品・FXと「金融マーケット」にかかわる企業と団体が集まり、
東日本大震災による被災地の復興を支援するためのチャリティ・セミナー。

講師は、有名な澤上篤人氏(さわかみ投信)と、M&Aに詳しい本澤実氏(共生投資顧問、埼玉学園大学客員教授)が予定されている。
入場料は無料。協賛の東証が会場を無料提供し、協賛企業の協賛金およびブース出店料の全額が義援金となる。『億を稼ぐトレーダーたち』の著者である林知之氏や、エム・ケイ・ニュース社の益永氏が音頭をとって実現したとのこと。

協賛企業は以下の通り(5月16日現在)/インタラクティブブローカーズ証券/ウイングアドバイザーズ/ エイ・ティ・トレーダーズ/エム・ケイ・ニュース社/オカヤスファンドマネージメント/オーバルネクスト/香川アセット・マネジメント/共生投資顧問/先物ジャーナル社/先物情報ネットワーク/さわかみ投信/市場経済研究所/商品データ/ストックデータバンク/東京証券取引所/投資日報社/日本証券新聞社/林投資研究所/パンローリング/米穀新聞社/UOBアセットマネジメントJAPAN/ワールドインベスターズTV

興味を持った投資家や、協賛を申し出る企業は、問い合せてください。

『億を稼ぐトレーダーたち』詳細3〜カバー画像や推薦のコトバ

新刊の印刷所への入稿も終わり、校正刷りがあがってきた。明日、校了予定。
6月7日ころには書店に並ぶはずなので、どうぞよろしく。

億トレ


発行:マイルストーンズ/発売:丸善出版
定価(本体2,800円+税)/336ページ ソフトカバー
ISBN 978-4-903282-02-2

株式・FX・先物
本物のトレーダーの
声がここにある。
マット今井(今井雅人)氏推薦!

この本はこれまで表舞台には登場してこなかったスゴ腕トレーダーたちが本音を語ったインタビュー集だ。トレードで成功するためのヒントがいくつも詰まっている。読み終えたとき、あなたは大きく変わっているに違いない。

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『億を稼ぐトレーダーたち』詳細2〜トレーダーとインタビュアー

ほぼ編集は完了。いま、最後のツメ段階であちこちの確認や調整をしているところだ。
さて、前回の記事にコメントをいただいたので、それについて少々答えることにしよう。

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3. ぺこぽん 2011年05月01日 21:56
誰一人として名前をしらないのですが、業界では有名な人たちなのですか?
ジャック・シュワッガーの「マーケットの魔術師」のように参考になるのでしょうかね?
こういう本はインタビュアーも、スーパー投資家でないと、投資の極意を引き出せないよ。
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まずは、 興味を持っていただいたことに感謝しよう。さて

> 誰一人として名前をしらないのですが、業界では有名な人たちなのですか?

宣伝文に「表舞台にほとんど出てこない、日本人のスゴ腕トレーダーたちの本音がつまったインタビュー集」と書いたとおり、 本書に収録されているトレーダーは、業界ではそこそこ有名な人もいるが一般的には全く無名な人のほうが多いといえよう。
これはトレードの世界に長い人ならご存知だろうが、日本のマーケットでは有名になってもメリットがほとんどない。名前を売ることで資金を集めてヘッジファンドをやるという目的があるとか(日本では出資法とかで実現がむずかしい)、大手仕手筋で自分の力を示す目的等があるなら別だが。したがって儲かっているトレーダになればなるほど表舞台に出てきたがらない。
だから本書の内容は、そんな優秀なトレーダーたちに無理をいってインタビューに答えてもらった貴重なものばかりなのだ。

なぜそんなことが可能になったのかといえば、こういった本で重要になるインタビューアーの存在があげられる。投資界では有名な林投資研究所・林輝太郎氏を父に持つ林知之氏が個人投資家のためにということでスペシャルなトレーダーたちに直接頼み込んで成立したからなのだ。もちろん、1〜2年くらいの期間でたまたまうまくいったようなトレーダーは最初から対象になっていない。

>こういう本はインタビュアーも、スーパー投資家でないと、投資の極意を引き出せないよ。

そんなわけで、よくあるムック本のような軽いインタビューとは違い、トレーダーでもある林氏が9人の実践家が成功の道にたどり着いたプロセスをとことん聞き出している。まちがいなく読者の期待に応えられると確信している。

林投資研究所についてはこのリンクを参照してほしい。
続きを読む

『億を稼ぐトレーダーたち』詳細1〜目次

目次がほぼ確定したのでお知らせ。

okutrade

はじめに/この本の読み方

柳葉 輝
(専業個人トレーダー)
「人間は相場で損するようにできているのです」
こだわりを捨てて答えを見つけ、10億円の資産を形成したシステムトレーダー

渡辺博文
(大手アセットマネジメント・ファンドマネージャー)
「本当の美人を見分けろ」
個人投資家時代にビジネスモデル投資という手法を確立した、異色のファンドマネージャー

杉山晴彦
(個人トレーダー)
「すべてはマーケットの都合に従うだけです」
意地を張らない売買で、5カ月509・88%の収益を達成した学習塾経営者

綿貫哲夫
(証券ディーラー)
「私にとってマーケットは常に勉強の場なのです」
値動きの背景を探ることによって、10年以上勝ち続けるベテラントレーダー

成宮宏志
(元為替ディーラー、FAIメンバー)
「守・破・離」「チャートを見てマーケットの声を聴くのが楽しい」
理論と感性を融合させて結果を出す、元為替ディーラーのFAI投資法実践者

西村正明
(山前商事、プレーイングマネージャー)
「おもしろみのない地味な売買でマーケットのゆがみを拾う」
理論の裏付けによって負けない売買をくり返す、プロップファームのプレーイングマネージャー

橋田新作
(個人トレーダー、研究部会報会員)
「相場はいつでも失敗の連続です」
勉強した知識に長い経験を加えてついに成功。2年間で1億円以上稼いだ孤高の個人トレーダー

高橋良彰
(エイ・ティ・トレーダーズ代表)
「チームで100億円の利益を積み上げてきた。大切なのは人のチカラだ」
17年間、月間で1人もマイナスを出していないプロップチームをつくりあげた男

秋山 昇
(個人トレーダー)
「累計利益5億円達成で牛丼に半熟卵をつけるようになりました」
綿密な検証と大胆な行動──理想の二面性を持つ個人トレーダー

●追加インタビュー
柳葉 輝/西村正明&高橋良彰/杉山晴彦/綿貫哲夫

ごぶざたの近況報告

このたびの東日本大震災により、被災されたすべての皆様に心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。


さて近況を報告。
まずはトレードから。ぼくのトレードのメインは、流動性と優位性の両立を求めた結果、数年前から日経225オプションにした。今年も1〜2月限は順調に利益を積んできた(3月限はややマイナス)。しかし今回の震災であちこちの証券会社が被害を受け、オプションを売り禁止にしてしまった。売りOKの会社でもごく少ない枚数に制限されている。これではポジション操作が難しいので、現在は様子見で休んでいるところだ。

次は5年ぶりの新刊の件。
数年前から準備してきた自信作をついに発行する。
『億を稼ぐトレーダーたち〜日本版マーケットの魔術師たちが語る成功の秘密』(林知之著)
株式、FX、先物のすべてのトレーダー必読!
表舞台にほとんど出てこない、日本人のスゴ腕トレーダーたちの本音がつまったインタビュー集。
真の実力者9人による赤裸々なトーク満載。あなたがトレードで成功するためのヒントがいくつも見つかる!

内容は林投資研究所の会報で、現在も好評連載中のものに大幅加筆&追加インタビューしてブラッシュアップ。
個人投資家はもちろん、プロのトレーダー、ファンドマネージャー、計9人のスーパートレーダーのさまざまな秘密にせまった。

詳細はここのブログで、少しずつ紹介しく予定。ご期待ください。

トレードの確定申告はきちんとするべし

今年も2月末に個人の確定申告を提出。
以前にも書いたが、ぼくは株と先物をやっているので確定申告が必須になるため、会社では年末調整せずにここで所得税を確定する。
最近はインターネットで書類制作ができるので平成16年からこれで行っており、作業自体はもう慣れたもんだが、1年ぶりだと意外と時間がかかるね。早めに手をつけたほうがいい。

ぼくは過去の申告書も控えてある。確認してみたら、平成3年から確定申告を行っていた。
株の申告も当時からまじめにやっているぞ。ということは、キャピタルゲイン税ってこの時期に始まったんだろう。利益の売却はみなし利益で、損失の売却は申告って時期だ。ほとんど記憶にねぇけど。

さて、この時期は毎年税制の変更に目を通すためにマネー誌を何誌か買うんだけど
今年は『日経マネー』3月号の66〜67ページ「現役税務署員&税理士ぶっちゃけ覆面座談会」という記事に驚いた。

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「いまや税務署も成果主義」
「国内での株譲渡利益、FX投資利益の無申告が目立つ」
「この海外取引事案の調査実績で投資家にお尋ね
 〜誰が、いつ、どこどこ銀行に幾ら振り込んだと。USドルで振り込んだか、日本円で振り込んだか、ユーロで振り込んだか。その振り込みの理由は何かというのが書かれた記録が、法定資料として税務署に来る。で、もし海外の証券会社からの振込みだったりすると、これは株の取引じゃないかと照会を出す。それで何か不正が見つかれば御用というわけ。」


税務署はみなさんのトレードの明細を把握しています。
きちんと申告しましょう。今年は16日までですぞ。

個人投資家の時代は終わったか?(2)

以下の文はプロの株式ディーラー綿貫哲夫氏(仮名)に対して、
林知之氏がインタビューした記事の抜粋だ。
林投資研究所の会報に、昨年7月〜11月に分けて掲載された。

これを7月に目を通したとき、
昨今の1日のボラティリティの大きさについての解説として
だれもが納得できる話だな、と思ったのである。

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こんな売買だけで出来高がふくらんでいるのが現在の実態で、純粋な売買、いわゆる実需の売買のウエイトが小さい状態だと思います。デイトレード以外の委託注文だってヘッジファンドがいたりするのですから、ある意味でスペキュレーター(投機家)ばかりになっているのです。この状況は、たぶん2007年の春とか夏あたりからみられるもので、おそらく一時的なことだと思いますが、われわれにとっては非常に重要な事実です。
 また、一般的な個人投資家にとっても意味があることではないでしょうか。出来高や騰落が見せかけのものだから、まともに観察していいのだろうかという議論があり得るでしょう。ザラ場で50円高していたのに大引けは20円安で、しかし次の日にはまた寄付からワッと買いが入ってくる、そんなことがしばしば起こるのです。
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──新人類ディーラーについての質問を続けます。彼らのやり方は、売買する範囲が広いということのほかに、どんな特徴があるのですか?

 強引な印象がありますね。極端な「1カイ2ヤリ」なんです。どんどん手を出すのですが、小さな値幅で手仕舞いして、「1カイ2ヤリで1円抜く」どころか「0.3円しか抜いていない」みたいな売買を平気でやります。だから4、5年までは考えられなかったような大商いがあるんです。

──それだと、利益が小さすぎるのでは?

 数量でカバーします。彼らの考え方はわれわれと違うんです。「出来高の何割を目指すか」みたいな、全く異質な発想があるんです。値幅ではなく出来高なんです。わかりますか?例えば、出来高の1割を目指す場合、10万株の出来高なら1万株ですけど、出来高が100万株にふくれたら「その1割の10万株やらなくちゃいけない」ということです。そうやってどんどん出来高がふくらめば、次々と人がついてくる。そうすれば、抜けるチャンスも増える。そういう発想というか、異なったアプローチをするんです。
 どんどん買って、大引けの時間が近づいても「それっ!売り方は踏め」みたいに買い進んで、最後はポジションをゼロにするために、かまわず売ってきます。で、翌日はゼロからのスタートです。だから、大商い銘柄の出来高が翌日には何ごともなかったように通常通りに戻ったりするのです。
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この項つづく

近況

ひさしぶりである。
なんだか、いつもこんなことを書いているな。
途中まで続きは書いてあったんだが、
状況のスピードが速すぎて、内容があっというまに陳腐化しちゃって
公開する気にならなかったんだな。

さて、昨年のトータル損益はマイナスに終わってしまったが
なんだかんだいって、いまもぼくは現物株と225オプションを続けている。
昨年のトレーダーの忘年会に集まった15人でマイナスだったのは、
なんとぼく含めて3人しかいなかったのは驚いた。
おまけに1人は暮れにプラス復帰。あの相場付きで、みんなすげえぜ。

けれど、それはみんな上手いトレーダーばかりだからなのである。
やはりいまでもぼくは、自己資金でトレードを行う個人投資家の時代は終わったと思っている(税制も現状のままじゃ厳しいよ)。


今日は「個人投資家の時代は終わったか?(2)」への
インタールードということで、ここまで。
次回は昨年末の林投資研究所の会報に載った、
プロのディーラーのインタビューを引用しながら
1日のボラティリティの増幅現象について考察する(つもり)

個人投資家の時代は終わったか?(1)

ひさしぶりである。

ここんところ更新していなかったのは、
本業が忙しいこともあるが
すでに「個人投資家の時代は終わった」と考えているからなのだ。

ぼくは、いまも現物株は続けているし
225オプションもやっている。そして最高益を更新してもいる。

でもボラティリティが「大きすぎる」いまの相場環境では
すでにそれなりのスキルをもっている人以外には危険きわまりなく、
普通の投資家にはオススメできないと思っているんだな。

いま考えると1999年から2006年あたりまでが
小資金の個人投資家でも
勉強しながらテクニックを身につけ、
そして成功できる環境だったんじゃないかという気がしている。


この項つづく

八百屋じゃねーんだからさ

2月もいろいろあって忙しかった。
が、月に1つくらいは投稿せねばとムリヤリ書く。

マーケットについては、株式も商品にも一つ言いたい。

「八百屋じゃねーんだから!」


明日は親友のデザイナー坂内君の師匠、
ペドロ山下さんの個展のオープニングパーティに出席。
大御所のイラストレーターやデザイナーを見物(笑)してくるぜ。
http://pedro.jp/

今年は店じまい

前の日記を書いてから、結婚式出席やら、いくつもの忘年会やら、第2事務所兼倉庫用の那須中古別荘探しやら、我が社の年賀状撮影やらがあった。
「あっらっらら〜」と言う間くらいはあったが、今年ももうわずか。

トレードのほうは、大波乱のSQもなんとか乗り切り、一方ノーチェックのコモディティはひどいことに。

まだ今週中に大腸内視鏡の検査や仕事の打ち合わせもあるので、ほぼトレードは終了。
残ったポジションの値洗いの変動が今年の損益を決めるって塩梅。
現在は、「コモディティ」と「現物株」の損失を、「225オプション」の利益で埋めている状態だが
ひょっとすると、2001年以来のマイナスの年になるかもしれない。
コモディティが年間を通して不調で、オプションが収穫。現物株は今年もダメだったが、まだ期待している。

結果はどうであれ、来年は5:5程度だったデザインとトレードの比率を変更する。
コモディティが自分のやり方で通用しなくなったので、思い切ってほぼ撤退。トレードはオプション中心で、時間のさき方は以下の通りくらいか。
「デザイン5」「トレード2」「その他3」
来年はビシッとやっていきたいものだ。

さしあたっては2年ぶりの「大腸内視鏡検査」が最大の難関だぜ。
2年前も同じ時期にやってるな。

タイムディケイって何? の225オプション

225オプションをやりはじめて3ヵ月半以上が経った。
9月限、10月限はまあまあ楽だった。
そのかわり利益はしょぼかったが。

しかし、11月限、そしていまの12月限は激しい。
つーかなんだこりゃ。

オプション売りの優位性であるはずのセータが、毎日の大幅な「ギャップアップ」「ギャップダウン」によって利いてるんだか利いていないんだかよくわからん。

「11、12月限はタイムディケイはないことになっております」

そんな感じだ(笑)。

12月限が中心限月になってからは、昨日の前場だけはじめてタイムディケイを感じた。「おおっ」と思ったが、後場からはふたたび全くのただのアテモノ相場の復活である。

いま現在、セータが+500以上あるポジションなんだが、あまり有利とも思えないんだよなー。
まいったもんだ。


それにしても最後に一言だけ言いたい。
「くたばれドイツ証券!!!」

悲鳴の聞こえない下げ相場

ひさしぶりの書き込みである。
決算処理やトレードで忙しく、ネタはあれど書き込めなかった。

さて、株式市場。
ひどい下げである。
しかし、ほとんど悲鳴が聞こえてこない。

225先物では、人の市場を荒らす売り方(のクソ野郎ども(笑))による
後場寄りや14時からの500枚1000枚単位の売り崩しがうまくいき
毎日が大陰線のありさま。
日経225は、もはや商品先物の仕手相場の様相だ。

買い方はとくに抵抗もせずに売り込ませている印象。
なのに、買い方の悲鳴があまり聞こえてこない。
不思議な大下げである。

悲鳴が聞こえないのは
ぼくのまわりでは、売り方と、ゆっくり買い始めた人しかいないせいでもある。
みんな現在は売り賛成なのか、という印象。
売り方の独り相撲の可能性もあるんじゃないか?

明日のアメリカの感謝祭後、日本の祭日あたりにイベントがあるような気がする。
が、はてさてどーなるだろうか?

ゲン担ぎ

めずらしく今月はほぼ毎日更新していたけれど、
実はただのゲン担ぎだったりするんだな。

おかげでトレードは今日も最高益更新。

昔の相場師は
「曲がるから」エビを食べない。
「アシが出るから」ゲソは食べない。
なんてのがあった。
Tシャツもその一環なんだが(けっこういいと思うんだけどなー)。

だが、まわり見渡すといまのトレーダーはゲン担ぎをしないようだ。
今は昔だわな。


さて、11月限のオプションはがんばって下落に対応できるようにしてきた。
利益を犠牲にしても安全第一である。

だが、毎日の窓明けがきつくてなんだかんだいってSQ次第になっちまった。
けっこうへこんじまう可能性もある。

たぶん大丈夫だとは思うが、前日にしてラクショーじゃないのが無念なんである。アイデアル。でも愛ではない(意味不明)。

イブニングセッション

イブニングセッションが始まった当初は、
日中の引けのボラティリティを下げる効果があった気がする。
慌てなくてもその後に処理できるから、という意識がトレーダーに働いていたのかもしれない。

しかし、最近はイブニングセッションの板の薄いところを仕掛けてくる感じが。
ううむ、SQ前の対応にてんてこまいだ。
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